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「フグレン トウキョウ」を満喫するための3つのキーワード、ノルウェー・オスロのカルチャーが息づくカフェ&バーのこだわりとは?

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代々木上原のご近所・富ヶ谷エリアのカフェ&バーを語る上で欠かせない店「Fuglen Tokyo(フグレン トウキョウ)」は、1963年にノルウェーで誕生したカフェ「Fuglen(フグレン)」が、初の海外進出の地として選んだ東京でオープンさせた国内一号店。 займ на карту срочно без отказа отзывы

たくさんの飲食店が立ち並ぶこの街で、もはや定番といってもいいほど、“長年多くの人々が支持する店”の地位を確立するのは容易なことじゃない。

もう知ってるよ、という人も多いかもしれないけれど、遠く離れた北欧の国から遥々やってきたフグレンが、東京・富ヶ谷に店舗を構えて10年を迎えた今。改めて、この店のこだわりを知っておきたい。

今回は、フグレン トウキョウのストアマネージャー・荻原 聖司さんに、フグレンが大切にしていることについて教えていただきました。

フグレン トウキョウ ストアマネージャー・荻原 聖司さん。本格的なコーヒーとカクテルを提供するフグレンに惹かれてファンに。同店へ通ううちに愛が高じてバータイムのアルバイトとして入社。勤務歴は5年。スキルアップを重ね、昨年よりストアマネージャーとして、店の様々なディレクションを担いながら、店頭業務もこなしている。「働き始めてから、僕は、さらにフグレンのことが好きになりました」と荻原さん。素敵!

これから初めてフグレンを訪れる人も、リピーターの人も。きっともっとフグレンでの体験が味わい深いものとなること間違いなしの「フグレンのキホン」、すなわち、同店を満喫するための3つのキーワードを紹介します。

 

 

果実み溢れる浅煎りコーヒーとこだわりのカクテル、

そしてヴィンテージデザインを楽しむカフェ&バー「フグレン」

初訪問だとしても店内に一歩足を踏み入れると、心がほっとするような店構え。落ち着くけれど、どこかハイソな雰囲気も漂うここフグレン トウキョウは、まさしく富ヶ谷の社交場というのに相応しい。

この「フグレン」という店のスタイルを作るのに欠かせないのが、「コーヒー」「カクテル」「ヴィンテージデザイン」の3つの要素。創業時から変わらないキーワードで、その3点が、“どれも本格派である”ということも大切にしているそう。

 

1963年から変わらない、3つの要素の誕生秘話とロゴマーク

フグレンの原点は、「THE BIRD」という、オスロの地元民に愛された人気の喫茶店。その喫茶のマスターが歳を重ね、自身の店をいよいよ閉じようか、というタイミングで、3人の若者がこの店舗を買い取って生まれたのが「フグレン」。

彼らには、それぞれ得意分野があり、コーヒー担当のアイナル、カクテル担当のハルボル、ヴィンテージデザイン担当のペペとして、店作りを行う中で、各々自身の持ち場を担っていきました。

そして、確立されたのが現在も続く“フグレンブランド”。創設者たちは、今も本国を拠点にフグレンで活躍しています。

ちなみに、「フグレン(Fuglen)」とは、ノルウェー語で“鳥”を意味する言葉で、原点となった喫茶店「THE BIRD」の名残。

フグレンの目印である赤と白のサークルロゴにも鳥がデザインされていて、これは、オスロの港で見られる“アジサシ”という渡り鳥がモチーフとなっています。

続いては、フグレンに欠かせない3つの要素「コーヒー」「カクテル」「ヴィンテージデザイン」についてフォーカスしていきます。フグレンが大切にしている、こだわりとは?

 

【Fuglen’s essential 01.】

シンプルに豆の個性を味わう、フグレンの「コーヒー」

店の顔とも言うべき一杯「本日のコーヒー」税込 390円、ラージサイズは税込 490円。リフィル(おかわり)は、レギュラーが税込200円、ラージが250円。ティー感覚で楽しめる浅煎りのコーヒー。

フグレン トウキョウに初めて来店したら、まず絶対に飲んでみて欲しいのが「本日のコーヒー」。豆の種類は不定期で変わるため、いつも同じ味ということはない。だけど、それはなぜか?と言えば、フグレン トウキョウの代表を務めるコジマさんが、看板やブランド、産地を限定することなく、ダイレクトトレードで美味しい豆を買い付けているからなのだそう。

買い付けた豆は、浅煎りで豆本来の味わいを生かす

買い付けた豆が日本に届くと登戸にある「フグレンロースターズ」で自家焙煎。浅煎りで仕上げます。フグレンが浅煎りにこだわるのは、なるべく火入れしないことで豆本来の風味を生かし、それぞれの豆の個性をお客さんに楽しんでもらうため。加えて、1日に何度もコーヒーを飲むノルウェーの文化が生み出した必然的なこと(くどさがなく、さらっとティーのように飲むものとして)でもあったと荻原さんは言います。

焙煎された豆は、いよいよ都内の各店舗へ。お店に到着してからの豆の管理は、バリスタの仕事。バリスタが豆の状態を見て、一番美味しくいただけるタイミングで豆を挽き、ブレンドはせずに、シングルオリジンで提供します。

基本的に、フグレンが選ぶコーヒーは、ジューシーで果実みがしっかりと感じられるもの。それを“酸味”と捉える人もいるけれど、実はこれこそが、フグレンが大切にしている“豆が持っている本来の味をシンプルに楽しむこと”につながっているのです。

一口に美味しい、だけではなく、これはどこで育てられた、どんな豆なのか?ということも感じながら楽しみたい。

店舗では、旬の豆の販売も行っています。今は、エチオピアのラディサとヒフィサ、という農園から仕入れたものが多い。豆は、一度だけでなく再入荷することもある。ただ、次の入荷は半年後や一年後、という場合も。気になる豆やお気に入りの豆を見つけたら即買うのが正解。

コーヒー豆をまとめて3袋以上購入した際には、オリジナルの巾着ポーチも貰える。欲しい!

 

【Fuglen’s essential 02.】

季節限定やコーヒーを使ったメニューも提案、フグレンの「カクテル」

季節限定のホットカクテル「アダルトモカ」税込 1,140円(2022年3月末、もしくは、4月中頃まで販売予定とのこと)

コーヒーやラテなどのいわゆるカフェメニューだけでなく、カクテルも店の代名詞。コーヒーを扱う店だけに、コーヒーを使ったカクテルも豊富です。どのレシピも店のバーテンダーの自信作。ストアマネージャー・荻原さんがフグレンで働きたいと思ったきっかけの一つも「フグレンは、コーヒーもカクテルも本格的に手がけている数少ない店だから」とおっしゃっていたほど。

フグレン トウキョウでは、この店舗独自のカクテルが様々に提案される中で、オスロの店舗との共通レシピの「ジンジャーダイキリ」というカクテルも。“オスロの味”を楽しみたい人は、ぜひ。

なお、提案しているものは、全ておすすめですが、今回は、シーゾナルメニューのホットカクテル「アダルトモカ」をピックアップしてご紹介。

当初、バーテンダーとしてフグレン トウキョウでの勤務を始めた荻原さん。この日も手際良くカクテルを仕立ててくれました。フグレンでは、デイタイムでも酒類を楽しめます。金・土・日曜には、バータイムとしての営業時間帯も。

“カフェモカ+ラム酒”の黄金バランス、季節限定のホットカクテル「アダルトモカ」が完成!

ホワイトラムをベースに使ったコーヒーのカクテル「アダルトモカ」。シンプルに言うならば、カフェモカにラム酒を合わせた甘くてほろ苦い、大人味の一杯。絶品!

ラムはきび糖から作られるお酒ということもあり、エスプレッソとの相性も◎。モカの要とも言えるチョコレートシロップは、フグレン トウキョウの近くにあるショコラティエ「Theobroma(テオブロマ)」のチョコレートから作られたフグレン トウキョウ独自のオリジナルチョコレートシロップが使われています。

期間限定メニューなので、気になる人はお早めにどうぞ!

 

【Fuglen’s essential 03.】

古き良き美しいファニチャーとの出会い、フグレンの「ヴィンテージデザイン」

店舗空間は、自分の家に友人を招き入れるような気持ちで整える。

提供するメニューと同じくらいフグレンが大切にしているのが、店舗空間を作り出す「ヴィンテージデザイン」のインテリア。

店のテーブルや椅子は、ノルウェーのヴィンテージ家具で、食器や花瓶といった雑貨までも、こだわりのノルウェーのヴィンテージ品を揃えてコーディネート。

さらに、店内の一部の壁には、オスロの伝統的な壁紙が用いられており、空間全体を通して、クラシカルでモダンなノルウェーのスタイルが表現されています。

アートピースのように飾られた陶器類も基本的に購入可能(一部商品を除く、店にて要確認)。

そして、フグレン トウキョウの店舗で使われているテーブルや椅子などの家具、飾られている陶器類は、気に入ったら購入することも可能です。

それらは購入されると、また別のアイテムがインテリアとして店に入ってきてスタイリングされるので、そういった部分でも新鮮味を感じることができます。

さらに、同店での店舗体験を通して、ノルウェーのヴィンテージデザインに興味を持った人は、フグレンのグループ店であるインテリアのセレクトショップ「Norwegian Icons(ノルウェージャン・アイコンズ)」(※現在はオンラインストアのみ)でも家具や雑貨をチェックしてみると良いでしょう。

 

“いつも美味しい、いつも心地よい” 店づくりで紡ぐ、フグレンの物語

オスロから東京へと出店し、店舗が増えた今も、ファウンダー達が作り出した基本と初心は大切に、しかし、常に今一番のクオリティを追求し提供する、というスタンスを全ての店舗で共有。同時にスタッフは、仕事なのだけれども、決して難しい顔をするのではなく、楽しみながら日々の業務に取り組む。

こういった心がけこそが、移ろいゆくことが常の東京という場所であっても、長年、フグレン トウキョウが色褪せずに、富ヶ谷という街の一シンボルとして営業を続けられる理由のひとつなのでしょう。

“いつも美味しい、いつも心地よい”を提供し続けるられるのは、常に最高を追求し続けるからこそ、なし得ること。弛まぬ努力の証なのです。

東京・富ヶ谷で、今日も、フグレン トウキョウの物語は続きます。

 

Fuglen Tokyo

【住所】東京都渋谷区富ヶ谷1-16-11

【営業時間】7:00〜25:00(月・火曜 〜22:00)※金・土・日曜は、バータイムも有り

【電話】03-3481-0884

【WEB】 HP / Instagram

 

ALL PHOTOS:SHUNYA SASAKI

 

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