1軒家まるごと貸し切りタイプのレンタルスペースが始動。展示会、写真展、撮影やパーティ、いろいろできそう！
代々木上原特化メディア『AL』がスタートしておよそ半年。そろそろメディア以外にも立体的な、たとえばイベントみたいなこともできたら良いな〜と考えていたところに、耳よりなニュースが舞い込んできました。
「先日、ICCAのPOP UP SHOPが行われた一軒家のリノベーションが終わって、レンタルスペースとして始動しました！試用期間ということで何か編集部でやってみませんか？」と。
例の一軒家というのが、こちらの建物。築35年の古民家です。
この取材のときはじめて訪れたのですが、ICCAの常設店なのでは？というくらい、空間と家具がマッチしていました。
本格的にレンタルスペースとして開放されると聞いて、あらためて内装などを見にいくことに。
photo by Studio TERRANOVA / TERRANOVA House
場所は、代々木上原駅から井の頭通りを大山方面へ歩くこと5分ほど。大通りに面していながら、住宅街エリアのため閑静な雰囲気です。
間取りや設備は？
階建を上がり、玄関をくぐると、まずはリビングスペース。
photo by Studio TERRANOVA / TERRANOVA House
photo by Studio TERRANOVA / TERRANOVA House
両面に窓がついており、明るく開放的な空間です。壁面や天井は白で統一されていてフラットなつくりなので、一般的な用途や撮影であれば1F部分だけでも十分そうです。
参照：Studio TERRANOVA / TERRANOVA House 公式サイト
↑間取りはこのように、リビングスペースはL字型になっています。
photo by Studio TERRANOVA / TERRANOVA House
リビング奥の扉を開けると、キッチンルームです。こんなキッチンのある家に住めたら最高だなぁという広いキッチン。
2Fは先日トークイベントが行われた場所で、こちらのリノベーションが途中だったとのことでした。階段を上がりまして、、
photo by Studio TERRANOVA / TERRANOVA House
真っ白な空間になっていました！
もともと住宅のときは細かく部屋が分かれていたそうですが、壁を取っ払って、ワンフロアに。
天井も抜いてあり、窓もたくさんあってこちらもほどよく自然光が差し込みます。
参照：Studio TERRANOVA / TERRANOVA House 公式サイト
2Fの間取りはこのようになっています。
個人的な推しポイント
その1.ガレージから2Fへダイレクトに行ける！
こちらのお宅、道路（および歩道）に面したガレージから、階段を通じて2Fへそのまま上がることができる構造になっているのです。
左側に見える扉から、そのまま1F・2Fへアクセスできます。
たとえば2Fを人が出入りする展示会やイベントのメイン会場にして、1F部分はまるまるスタッフスペースにするなどの使い方が可能です。玄関からではなく、ガレージが入り口というのは非日常空間へ行くような気分になります。
ちなみに、ガレージの開閉は、これぞ！ガレージの開閉！という男子が好きな動きをします。
その2.柱がたくさんある
2Fには、部屋がいくつかあったことの名残で柱が複数残されています。
展示やイベントを行う場合などは、あえて空間を区切ったりして順路をつくったり、工夫次第で特別な空間づくりができそうです。
3.ガスコンロ＆オーブンがまるでアメリカのドラマ！
おそらくもともと備え付けなのですが、キッチンのガスコンロ＆オーブンがアメリカ「Masic Chef」社製。80-90年代の海外ドラマに登場していたような、無骨なデザインがかっこ良いです。
photo by Studio TERRANOVA / TERRANOVA House
【募集】ぜひ、試用期間にこちらのスペースを使ってみたい！という方を募集します。
編集部でなにか、ということもすこし考えてみたいのですが、「ホームパーティみたいなのをやりたい」ぐらいの浅はかな考えしか浮かびませんでしたので、ぜひ、このスペースをレンタルしてみたいよ！という方をこちらの記事で募集します！
募集期間は8月1日（水）〜8月15日（水）
>>ぜひ借りてみたいよ！という方はこちらのコンタクトフォームよりご連絡ください
※使用できる備品などのその他詳細は、公式ページをご確認ください
試用期間中に借りると何がメリットになるの？
その1.安い
通常は1DAYで10万円のところ、たとえば期間限定ショップやギャラリーとしての使用の場合、レンタル料は無料で作品の売上から％を設定するマージン制にするなど相談が可能とのことです。
その他のケースも、通常よりもお安くできるそうです！
その2.告知などお手伝いします
『AL』で、告知やレポートなど（差し支えなければ）行います！
特徴や、良いところ
ここは、1棟まるごと貸し切り、なので、鍵の受け渡し以降はスタッフが現場にいることはなく、すべて自分たちのスペースとして使うことができます。
想定される使用ケース
主な使用ケースとしては
・展示会（アパレル/雑貨/家具など）
・企業の発表会
・撮影（スチール/ムービー）
・写真展
・期間限定ショップ
・スクール
・ワークショップ
・パーティーなどの会合
などなどでしょうか。
photo by Studio TERRANOVA / TERRANOVA House
代々木上原にできた、あたらしい「余白」
ここを運営しているStudio TERRANOVAのスタッフの方々とお話していて印象的だったのは、「まだまだはじまったばかりなので、どのように使われ方をするのか楽しみです」との言葉。
これを聞いて、あるクリエイターの方が「これから面白くなっていく街や地域には、いい“余白”がある」と言っていたのを思い出しました。
たとえば、使われなくなった古いビルなどは、ただ近くで暮らしている人からすればなんでもないですが、何かこれから新しい事業やお店をはじめたい人にとっては、可能性であり、「なんでも描いてよい白いキャンバス」を眺めるのと同じような見え方なのだそうです。
「LE CAFE DU BONBON」の久保田さん曰く、ここ数年でどんどんお店ができている「地蔵通り商店街」も、10年前ごろ前までは、資材屋さんやメーカーなどが立ち並ぶ一帯で近隣の人はあまり通らない場所だったそうです
代々木上原は、都心にほど近く、ここ数年でどんどんとお店も増えておりどんどん注目度が高まっているまちですが、世界初のレコード制作サービス「QRATES」や音楽メディア「FMNML」を手がけるヨンボさんも「まだまだ余白があり、可能性に満ちた場所」だとおっしゃっていました。
今回新しくできたこのレンタルスペースも、何かアクションを起こしたい人にとっての新しい余白であり、可能性のひとつ。主な前例はまだICCAのPOP UP SHOPぐらいなので、いろんな「こんな使い方もできるよね？」が今後生まれていくように思います。
まず、試用期間に使いたいぜ！という方はぜひこちらからお問い合わせください。
TERRANOVA House
【住所】〒151-0065 東京都渋谷区大山町36-6
【電話】03-6416-8179 （月曜日 ― 金曜日 10：00 ― 18:00）
【URL】www.studio-terranova.com/studio/house
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