代々木上原にゆかりのあるイラストレーターとフードカルチャーが大集結!『Act Locally vol.1』イベントレポート&来場者インタビュー
去る1月19日、代々木上原のクリエイターズスタジオOPRCTのオープンに伴い、正午から私たち「ACT LOCALLY YOYOGIUEHARA」初となる超ローカルメディアイベント「Act Locally vol.1」、夜はBIGYUKIとAnna Wiseを迎えたこけら落としのライブが行われました。
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当イベントをお知らせする記事では、「アナログでの交流、対面で顔をあわせることが何よりも人の心を動かすもの」だと書かせてもらっていたのですが、その思いをさらに強めた1日でした。まずは、どんな様子だったかを振り返ります!
代々木上原にゆかりのあるイラストレーターの作品が大集結!
オートモアイさん、塩川いづみさん、白根ゆたんぽさん、たなかみさきさん、長場雄さんという5名のそうそうたるトップイラストレーターの作品が一同に介しました。告知段階から、ここまで集まるのはなかなかないことやで…!と興奮していましたが、実際目の当たりにして本当に一日限りなのが惜しい豪華さでした。
白根ゆたんぽさんの作品
塩川いづみさんの作品
オートモアイさんの作品
長場雄さんの作品
たなかみさきさんの作品
当メディアでのお知らせも直前気味だったので、どのくらいの方にきていただけるのかなぁ、とのほほんと構えていたらオープン直後の12:00からBIG YUKIさんのライブまで終始お客さんが途絶えず、皆さんじっくりと作品を鑑賞されておりました。
来場いただいた方々のお話をきくと、イラストレーターのInstagramでの告知をみてきました!という方が大半でした。告知もしていただいて有難すぎます…!
代々木上原のフードカルチャーを牽引する2店舗によるケータリング
同フロアでは、「パドラーズコーヒー」と「36.5℃ kitchen」によるフード&ドリンクケータリングも行われました。
ドリップコーヒーは、1杯ずつの提供に時間がかかるため、現パドラーズコーヒーではイベント出店時のときだけ飲むことができます。
この日一日カウンターに立っていたのは、パドラーズコーヒー共同代表の松島さん。西原商店街で古着屋さんやワインショップ、レコードショップなど数々のハイセンスなお店ができているのは松島さんの存在がとても大きいです。
そんな松島さんは「人と会って、話す」を実践しまくっている先輩で、昨年オープンした家具屋さん「BULLPEN」でも、すべて国内外の職人さんに直接会いに行ってお話して関係性を築いているそう。
OPRCTのような場所ができることは「パドラーズコーヒーは住宅街にあって音楽イベントはできないので、これから知り合いのアーティストがくるときも紹介したいし、楽しみです」と仰っていました。
Burnish 10周年イベントでも華やかでおいしいケータリングが印象的だった「36.5℃ kitchen」は、ランチで大人気のカレーやおつまみを提供。
キーマとフレンチの2色カレー
フランスでの修行経験を持つシェフ・宮本岳さんならではのフレンチカレーはスパイスとハーブ、地元北海道の生クリームを使用していてリッチな味わいです。
お昼の時間帯のこの空間では、出店者の皆様、お客さん、そして夜にライブを行うBIGYUKIさんとバンドクルーの方々ものんびりとコーヒーを飲んだりカレーを食べたりはしゃいだりしていて、ローカルとグローバルが混じり合うさまはまさしくAct Locallyが目指していたもので筆者や編集長は「ええなぁ、ええなぁ」と感慨に耽っておりました。
そんなこんなで、この日用意していたフード&ドリンクケータリングは日が沈む頃にはすべて完売!
イベント名としてメディアの名前を銘打たせてもらっておりますが、イラストレーターやフード出店の中心となって動いていただいたGMT incの三浦さん、そして出展&出店いただいた皆様あってのすばらしい場となりました。本当にありがとうございました!
来場者の皆さん&たなかみさきさんインタビュー!
続けて、この日ご来場いただいた方の一部と、ご出展いただいたイラストレーターのたなかみさきさんへのインタビューをお届けします。
雑貨のデザインをやられているゆきさん(写真左)。デザイン関係のお仕事をしているよっちさん、さちこさんご夫妻(写真右)
ー今日はどちらから来られましたか?
さちこ:私達は等々力、駒沢のほうからで
ゆき:私は東高円寺からですね。
ーご来場いただいたきっかけは?
さちこ:たしか、(たなか)みさきさんのInstagramで知って、(白根)ゆたんぽさん、(塩川)いづみさんなど全体的に好きなひとたちが集まっていたので、それに興味をもって、みんなを誘ってきました。
ー代々木上原にはよく来られますか?
さちこ:4-5回目ぐらいですかね。私たちが住んでいるエリアからだと少しアクセスしにくくて。
ー代々木上原といえば?
さちこ:おいしいパン屋さんやコーヒー屋さんがある印象ですね。
よっち:あそこなんだっけ、おいしい焼き鳥屋さん…店名が思い出せない
ゆき:あとケールが山盛りのサラダがでてくるところ…ランチでたまに行ってて..
さちこ:みんな店名がでない(笑)私もあの餃子屋さん、なんだったっけ..
ー按田餃子さん?
さちこ:あ、そう、それ目当てできたことがあります。「カタネベーカリー」にパンを買いにきたことがあります。
ー上原の町はどのようなイメージですか?
さちこ:お洒落。住めるなら住みたいです。暮らしている方もみなさんお洒落なイメージがあります。
WEBデザイナーのゆりさん。
ー今日はどちらからいらしたんですか?
ゆり:笹塚からきました。
ー上原には頻繁に来られますか?
ゆり:ほぼ毎週末きています。「edenworks」というお花屋さんがすごく好きで、いつもそこでお花買って、ご飯食べて、カフェで少し仕事したりのんびりして過ごしています。
ーすごく素敵な過ごし方ですね!他にお気に入りのお店はありますか?
ゆり:お菓子やさんの「ビヤンネートル」。月替りのパフェがあるんですけど、ほぼ毎月、パフェが替わるたびに行っています。
ー今回、イラストレーターの皆さんの作品を眺めてみていかがですか?
ゆり:今日集まってるイラストレーターの方々、この5名が集まるのはすごいことだと思いました。たなかみさきさんの絵をほしいなーと思って来たのですが、長場さんの絵も欲しくなりました。
魁(いさむ)さんと飲食店勤務のあんりさん。笑顔がまぶしい!
ー今日はどちらからいらしたんですか?
魁:東松原からです。下北の隣の隣です。
ー上原にはよく来られますか?
魁:案外これまで来る機会が無かったんですけど、こういったギャラリーは新鮮で面白いなと思いました。普段は週末遊びにいくときは渋谷とか下北に出ることが多かったので。
あんり:私はずっと気になっていた「パドラーズコーヒー」のコーヒーを飲むことができて嬉しかったです。
レシピサービスの会社で広報を務めるユイさんと、元バリスタで、音楽アプリ会社に勤めるアユムさん。
ー今日はどこからいらしたのですか?
ユイ:私は近所の元代々木町に住んでて、「Bistro SARU」とか「ル・キャバレー」のあたりなんです。
ーすごくご近所ですね!
アユム:僕は学芸大学なんですけど、「パドラーズコーヒー」さんにもよく通っているので、月に2~3回は代々木公園とか上原のエリアに来ています。
ーこのイベントのことはどこで知りましたか?
ユイ:私は「Act Locally」を読んでいてイベントのことを知ったんです。
ーええ!ありがとうございます!
アユム:僕は長場雄さんの絵がすごい好きで、さらにパドラーズの松島さんがいらっしゃってたので、お店ではなかなかドリップコーヒーが飲めないというのもあって、来るしか無い!と思いました。
ちなみにユイさんの上原でのお気に入りのお店は、地蔵通りにあるバー「Tocagee」
ー今日いらっしゃってみて、OPRCTの印象はいかがですか?
アユム:駅からすごく近いし、空間としても魅力的だなとおもいますね。代々木公園とか上原エリアは飲食店も増えててお洒落な町ですけど、これだけ広いスペースをとるっていうのがなかなか難しいので。情報感度が高い人向けのイベントをやれると良さそうかなと思いました。
ーすごい..!コメントが完全にイベントを主催する側の意見ですね。
アユム:コーヒー屋さんで働いていたことがあったので、店側の目線なのかもしれないです。
ユイ:さきほど上の階を見学させてもらったのですが、副都心が見渡せて、素敵な眺めでした。あと、なかなかキッチンのあるスタジオってないので重宝するだろうなというのと、最近象印さんが新しく「黒」を基調とした家電シリーズを出されていて、シックかつ上質で素敵だなと思っていたのですが、そのあたりのトーンとも合いそうなデザインで、いいなぁと思いました。
会社員のあゆりさん(写真左)と、ライフスタイルショップ「sympa」で働くかなこさん(写真右)
ー今日はどちらから?
あゆり:私は江東区の住吉からです。
かなこ:私は富山から。
ーええ!
あゆり:昨日から東京に遊びにきてくれているのですが、ちょうど今日このイベントがあるのを知って連れてきました。たなかみさきさんがすごく好きで。
かなこ:そう、たまたま来ることができました。
ー実際に絵を眺めてみていかがですか?
あゆり:心動かされますね。日常のふとした瞬間を絵にしていて、ちょっとどきっとするというか。
ー男子がキュンとするやつですよね。
あゆり:いま私も男子の目線ですね完全に。インスタとかでもいつもみてるんですけど、絵は生でちゃんとみたほうがいいですね。
ーこういうギャラリーや展示は普段からよく行かれますか?
あゆり:全然来たことはなかったですが、今日きてみてすごいよかったので、またいろいろいってみようかなって。代々木上原にくるのもはじめてでしたけどちょこちょこ通ってみようかなと思います。
かなこ:私も来れてよかったです。ほんとタイミングよかったなーと思います。
来場者の皆様にお話を聞いていても、大人気っぷりが伺えたイラストレーターのたなかみさきさん。数々のメディアや広告、最近では木村カエラさんのCDジャケットなど話題に事欠かない活躍を見せるたなかさんに、上原のお気に入りのお店などについて聞きました。
ー代々木上原にはよく来られますか?
たなかみさき:よく遊びにきています。「按田餃子」や「ル・キャバレー」とか、ごはん行きたいなーと思ったらとりあえず代々木上原に来ることが多いです。ただ、アート系のイメージはあんまりなかったので、こういう場所ができて、いいなーとおもいました。
ー他に上原でよく行くお店はありますか?
たなかみさき:有名どころですが、「メゾン サンカントサンク」や「ランタン」は上原にきたら、まずいきます。
ー今回展示・販売いただいた絵はどのようなテーマで描かれたのでしょうか?
たなかみさき:テーマは明確にはないのですが、上原=おいしいご飯のイメージがあるので、どこか食べ物にあうようなものをイメージして絵を選びました。食べ物屋さんに行っているときって、かわいい店員さんとかがいると目で追いかけるんですけど、なかなか目があわなかったりとか。常連さんにもめっちゃかわいい女の子がいたりして、これまた全然目が合わないな、っていう。そういった絵になりますね。
ーなんでこんなにメンズの気持ちがわかるの!と驚きました
たなかみさき:そうですか(笑)。わりと、あのコと目をあわせたいのにあわせらんないなっていうのがふつうに私もあるんです。
ー昨年はとても大活躍の年だったかと思いますが、今年の目標などはありますか?
たなかみさき:それが、全然ないんです(笑)。なんだろう。あんまり、活躍してるぞ!みたいな実感もなくて、これからどうしていけばいいのか、わたしも聞きたいぐらいです(笑)。わたしも聞きたいぐらいだ、と書いておいてください。
この日、たなかみさきさんもふつうにお酒をたのしく飲んでいて、その様が思い描いていたたなかみさきさん像を全く裏切らないチャーミングさでした。ご来場いただいた皆様、たなかみさきさん、突撃インタビューにもかかわらずお話いただきありがとうございました!
そして、夜はBIG YUKI&Anna Wiseによるスペシャルライブ。これがもう衝撃的な体験だったのですが、詳細のレポート記事も上がっておりますのでぜひこちらもご覧ください!
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