Space Rに入ると、期間限定で旗を立てオリジナルキャップを販売するプロジェクト「HATA WO TATERU」さんの大きなブルーの旗が待ち構えていました。水色のオリジナル注染の手拭いをベースに、自由にシルクを刷る事ができる手ぬぐいのシルクスクリーンワークショップに、生地や構造からデザインされたというキャップとハットが並び、プロジェクト発起人の木村さんと会話を楽しむお客様で賑わっていました!
続いて、昨年に引き続き今年もご参加いただいた、写真家・「岩澤高雄」さんによるオリジナルTシャツの販売。
ご自身の作品がプリントされたTシャツはインパクト抜群。
“HOW DO YOU LIVE YOUR LIFE?”の一文の上にプリントされている女性は実物のモデルさんで、当日は縁日会場にも駆けつけてくれていました。編集部スタッフも個性的なTシャツと作品誕生までの背景などを伺い、岩澤さんの世界観を存分に共有いただきました!
更にSpace Rの奥へと進むと、風流な景色が…!
床に整然とディスプレイされていた、手の平サイズの美しい盆栽は、日本国内の盆栽職人によって丁寧に育てられた盆栽と、陶芸・彫刻作家と生み出す「KOKON bonsai」さんのオリジナル盆栽「浮雲 Ukigumo」。”育てる難しさが頭に浮かぶ盆栽ですが、気負わず今の生活スタイルの中で一緒に過ごしていけるのがKOKON bonsaiの魅力”と謳われている通り、小ぶりな盆栽の数々は初心者でもトライしてみたくなるサイズ感です。中には盆栽お目当てのお客様もいらっしゃり、盆栽の根強い人気を感じました!
日常に小さな自然を生み出してくれる盆栽のある生活、憧れますよね。
盆栽の左手では、大阪にサロンを構える「Tetote」さんによる予約制のネイル施術と、オリジナルのiPhoneケースの販売がありました。こちらのiPhoneケースは、頭にあるイメージをネイル以外で具現化された作品となるそうで、ぷっくりと浮き上がっているデコレーションやデザインなど、ネイリストさんならではの世界観とセンスを感じます。
ネイル施術を終えられたお客様も、オリジナリティー溢れるネイルにとてもご満足されていたご様子でした。
その横には、こちらも大阪からご参加いただいたヴィンテージとエトセトラショップ「orange vintage and etc」さんのヴィンテージウェアやアクセサリーが並んでいました。様々なブランドのインポーターとして長年従事されていたオーナーが選ぶ一点一点は、大切に手入れをしてずっと着用し続けたいものばかりです。
ジュエリーはプレゼントなどにも最適。巷に溢れるファストファッションももちろん魅力的ですが、デッドストックや一点物となるヴィンテージウェアやジュエリーも言葉では言い尽くせない魅力があります。
そして、終始爽やかな笑顔がとても印象的だった「Souvenir Shop Sri Ram」さんの店主をスナップ。
そんな店主の笑顔と一緒に、チェック柄のテーブル上には直近の旅先、ネパールで見つけた個性豊かなお土産たちがぎっしりと並んでいました。それぞれのお土産にはひとつひとつに旅の小話があり、カラフルな色使いに、ちょっとクセ強めなデザインやビジュアルは見ているだけでも本当に楽しい!
日本にいながら、まだ訪れたことのない異国の地ネパールにしばし思いを馳せませした…。
昨年に続き今年もご参加いただいた「directorscode.com」さん。
クリエイティブとタイムレスをテーマに、さまざまなクリエイティブ領域で活躍するディレクターたちが、これまで培ってきた知見や自らの感性を軸に、 モノづくりやキュレーションを展開しているプロジェクトで、ディレクターの相場 将司さんは、縁日会場の「OPRCT」のロゴ・サインのデザインを始め、ACT LOCALLYの母体、ライフサウンド株式会社が運営する音楽レーベル SWEET SOUL RECORDSから発売されているCDジャケットのデザインなども数多くてがけていただいています。その揺るがない審美眼の下、セレクトされたジュエリー、ガラス作品、陶器やレコード達は、凛とした佇まいと独特の存在感を放っていました。
そのお隣には、主に国内を中心に、時代や国、用途を問わず集められた古物を扱う「natto」さん。
“暮らしにまつわるものから、側にあってじんわりと嬉しくなるようなもの”をセレクトされているというのが、丁寧に並べられたアイテムの一点一点から伝わってきました。毎日手に触れたり、目に入る物が、”じんわりと嬉しくなるもの”であったなら、日常生活もより楽しく豊かになりますよね。今のところ実店舗はないそうで、イベントへの出店を主な活動とされているため、実際に気になる品々を手に取って見ることのできる、とても貴重な機会となりました。
こちらは、ブルックリンに店舗を構える「Front General Store(フロントジェネラルストア)」の日本第1号店としてオープンし、本年4月13日に代々木八幡エリアにFLAGSHIP STOREを移転オープンされた、「FRONT11201」さん。
ACT LOCALLYでは、現在の場所に移転される前のお店を取材でお邪魔させていただいており、オーナーの西山 育貴さんから、ブルックリンでヴィンテージストアを始めることになったきっかけから、お店の始まり、取り扱いアイテムまで、興味深いお話をたくさん伺いました。縁日では、オンシーズンで着れるヴィンテージウェアを中心に、キッズウェア、ジュエリー、ボディーオイルやキャンドルなどの幅広いアイテムが並び、編集部スタッフも思わず合間にショッピングを…。
先日開催されていた「Rakuten Fashion Week TOKYO 」では、古着屋独自の視点から提案するサステナブルコレクション「Rede(fine)line」を発表されていました。こちらのコレクションが店頭に並ぶのも今からとても待ち遠しい!
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Space Rの最後は、デザインから販売までを一環して行うアートブックレーベル「DOOKS」さん。
作品の魅力を引き立てるよう、本下部にあるページ数表記を本の内側に入れたり、本の開き方や紙の質が作品ごとに異なるなど、細部へのこだわりがぎっしりと詰まった美しいアートブックが並んでいました。興味を惹かれた本に手を伸ばすと、どういった作品なのかをしっかりと解説いただけるのも楽しい時間。一つ一つの作品への深い理解があるからこそ、作品に合わせたブックデザインが可能なのだと痛感しました…様々な分野でデジタル化が進む一方で、アナログの書籍やアートブックはこれからもずっと残っていくのだと思います。
盛りだくさんのSpace Rを後にしてSpace Pに向かいます!
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